実家建て替えの際、両親も一時期アパート暮らしになり、やむなく処分した家財の中に私の写真用品もありました。
都内に一人暮らししていたときは、実家の自分の部屋を暗室にしていたのですが、このごろはデジカメばかり使うようになったこともあって、なかなか暗室の復活まで手が回らなかったのです。
実家再建後は暗室はフイルム現像の道具だけでしたね。
それが「取りに来れば引伸機、タダであげるよ」というありがたい方が現れたものですから、飛びつかないわけがありません。
型は私が以前持っていたものより古い富士B型というものです。
いかにもレトロなデザインがいいですね。
おまけに印画紙もつけてくださったんですが、バライタ紙ですよ。
私は軟弱だからRCペーパーしか使ったことないです。
知らない人のために一応かーんたんに説明すると、バライタ紙というのは仕上がりはいいけど処理が大変で、RCペーパーは処理が簡略で済むけど質は劣るんです。
おまけに号数紙です。フイルターで号数を変えられるマルチグレードペーパーじゃないんです。
おお、これは、ファインプリント指向でいけという、写真の神のおぼしめしですね。

フェロタイプ乾燥のためのお道具もちゃんとそろっています。
私はマルチグレードの引き伸ばしはサンダー平山氏にずいぶん学んだんだけど、「バライタ号数紙」は初めて。緊張しますね。
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